仕事にどうしても興味が持てない。
毎日が苦痛すぎる…
毎日楽しく仕事がしたいな…
今回はこんな方へ向けた記事になっています。
この記事でわかること
- 仕事に興味が持てない原因と対処法
- 仕事に興味が持てないまま継続すると危険な話
- 仕事に興味を持つ具体的な方法
- 「とりあえず3年」を信じなくて良かったと思った体験談
本当に気持ちがよく分かります。
私も前職の時は商材や会社の方針に興味が持てず、毎日楽しく仕事をすることができませんでした。
もちろんその時々で嬉しいことや、「頑張ろう」と思えることはあるのですが、どうしても「お金のため」と割り切ることができず。
そんな私の経験も踏まえつつ、書いていきますのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:実際に使った第二新卒におすすめの転職エージェント
関連記事:大企業から第二新卒でベンチャー企業に転職して後悔する理由7選
仕事に興味が持てない原因と対処法
仕事に興味が持てない人の特徴や、原因について書いていきます。
列挙すると下記の通りです。
興味が持てない原因
- 仕事の全体像が見えていない
- 仕事=つまらないという固定観念がある
- そもそも自己分析せずに入社した
- 入社前のイメージと違った
- 別の分野に興味を持った
- 中期・長期的な目標がない
- 会社の方針・人間関係が良くない
- 仕事以外に熱中したいことがある
①仕事の全体像が見えていない
今自分の仕事が、「社会のためになっている」という全体像が見えていないパターン。
ここで、イソップ寓話の中に出てくる『3人のレンガ職人』という有名な話を抜粋してご紹介します。
旅人がある町を歩いていると、
汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、
運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。
引用元
仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。
もっと俯瞰した視点から自分の仕事を見てみると、モチベーションや興味が持てるかも。
②仕事=つまらないという固定観念がある
学生時代に一般的なアルバイトなどで辛い思いをしたことがある人なら、「仕事=つまらない」ものという認識がある人も多いはずです。
「大学生活が終わったら懲役40年だ」
「定年も伸びて何年働くことになるんだ…」
と、ネガティブな文言がよく囁かれます。
ですが、実際には「働く=誰かに喜んでもらい」その対価としてお金をもらいます。
ちょっと考え方を変えてみるだけで変わるかもしれません。
③そもそも自己分析せずに入社した
就活や転職活動の際に自己分析を真剣に行わなかった人も仕事に興味が持てない状況に陥りがち。
「自分は何が嫌いで」
「何のためなら頑張ることができるのか」
これらの整理ができていないと、転職をしても同じ繰り返しになってしまう可能性が高いです。
自己分析におすすめの書籍もご紹介しておきます。
自己分析におすすめ
- 『絶対内定2023』…1ヶ月から数ヶ月かけてじっくり取り組みたい人
- 『メモの魔力』…自分の好きに気付きたい人
- 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』…自分の強みに特化した診断をしたい人
また、自己分析のやり方については「転職は自己分析が重要な理由と失敗しないやり方を解説」にてかなり詳しく解説しています。
④入社前のイメージと違った
新卒時に真面目に自己分析を行なっていたとしても「入社前のイメージと違った」というのは往々にしてあります。
というのも、働いたことがないのに自己分析をいくらしても粒度がどうしても荒くなってしまうからです。
この場合は「部署移動」を目指して頑張るか、「転職活動」を行って自分の興味のある分野が見つかるのかを試してみることです。
新卒時とは違い、一度働いたことがあるので精度の高い自己分析や企業研究ができるはずです。
⑤別の分野に興味を持った
実際に仕事を始めてみると、今まで見えていなかった「分野や働き方」に気づくこともあります。
- 学生時代には気づかなかったけど、この働き方いいかも
- 学生時代には気づかなかったけど、こんな仕事もあるんだ
こう気づいた際には、その目標に向けて逆算して今何を頑張るべきなのかを整理することです。
転職で有利になる資格を取得するもよし、転職活動を実際に始めるでもいいと思います。
⑥中期・長期的な目標がない
「今の仕事がつまらない」のはしょうがないとして、それ耐えた先に何があるかが重要です。
1年間耐えれば必ず良い未来が待っているというのであれば、耐えるのも1つの手かもしれません。
でも、そうでない場合は、明確に期限を設けて目標を設定することで、日々の仕事にもメリハリがつきます。
- 営業で成果を出して1年後に必ず〇〇業界へ転職する
- 資格を取得して〇〇部に異動する
- 成果を出して〇〇のポジションにつく
⑦会社の方針・人間関係が良くない
「会社の方針」や「人間関係」が良好でないパターン。
どんなに商材に興味や自信があっても、会社の方針が時代錯誤だったり、自分の考えとマッチしていないと、苦痛になります。
私も実際に前職では働いてる中で会社の方向性や周囲の人間との考え方の違いに徐々に気付き、転職を決意しました。
周りの人間の考え方を自分の力で変えることは不可能なので、自分が順応するか、外の環境へ飛び出すかですね。
⑧仕事以外に熱中したいことがある
仕事以外に熱狂できる趣味や副業を見つけたパターン。
私も実際に趣味に打ち込む時間が欲しすぎて、毎日仕事に行くのが苦痛になっていた時期がありました。
こればっかりはしっかりと両立できるような労働環境を目指すしかありません。
私はここを解決するために転職を決意したと言っても過言ではありませんでした。
仕事に興味が持てないまま続けるのは危険
仕事に興味が持てないままダラダラと続けるのは非常に危険です。
「とりあえず3年」という言葉が絶対に正しくない、とは思いませんが、想像以上に第二新卒や短期での離職でも受け入れてくれる企業は多いです。
ダラダラと続けた際に起こる危険なポイントについて書いていきます。
ダラダラ続ける危険性
- 転職できなくなる
- 仕事が覚えられない
- 人生がつまらなくなる
一つずつ見ていきます。
転職できなくなる
転職活動では新卒の就職時と異なり、想像以上に「実績」を見られます。
興味がない分野や仕事で働いていても結果が出ないのは明白です。
またダラダラと働いていることで、もっと若い年齢だったらできたはずの「未経験の業種や業界」への転職が難しくなってしまうパターンも。
実際に私は第二新卒という立場で転職をしました。
そのおかげで「実績以上にポテンシャル」を見られていたので、なんとか転職を成功させることができました。
ですが、これ以上の年次で実績をより一層見られていたら、希望業界や職種への転職は難しかったかもしれません。
仕事が覚えられない
好きなアニメ、好きな漫画、好きな人のこと、好きなものであれば、自然と誰よりも詳しくなってしまうものです。
嫌い、苦手、楽しくない。
そんな分野は絶対に「好きな人」には負けます。
こう言った状況で仕事をしていても成果は劣りますし、成果が出ない→もっとつまらないという悪循環に陥ってしまいます。
気づいた時には実績も秀でたものがなく、希望職種や業界への転職が難しくなってるかも。
人生がつまらなくなる
会社員であれば1日の大半は仕事をしています。
そして今後何十年も仕事をすることになります。
ここで「仕事 興味が持てない」「仕事 つまらない」と検索したりするような人生じゃあ、楽しめないですよね。
私は前職時代は仕事が楽しくなかったばかりか、プライベートの時間も仕事のことが頭から離れずに苦労しました。
仕事に興味を持つ具体的な方法
ここからはより具体的に、仕事に興味を持つ方法について書いていきます。
実際に私も実践してみて効果があったのでご紹介します。
具体的な対処法
- とにかく全力で取り組む
- ストレングスファインダーで強み把握
- 副業をしてみる
- キャリアのプロに相談する
こちらも一つずつ見ていきます。
とにかく全力で取り組む
学生時代、合唱コンクールや体育祭など、「めんどくさ…」と思いながらも、結局全力でやってみたら最高の思い出になった経験がありませんか?
私は例に漏れずその一人でした。
熱量があるから頑張れるのではなく、頑張るから熱量が生まれる
この考え方に基づいた行動です。
まずは1ヶ月だけ、3ヶ月だけ死ぬ気で頑張る。それでも無理なら諦める。
これくらいのスタンスで挑戦してみるのもお勧めです。
自己分析を行う
自己分析を行うことで、自分自身の強みに気付いたり、理想の転職先を見つけることができます。
筆者自身も、新卒で入社した会社の時は毎日のように自己分析を行う、どんな会社であれば毎日をハッピーに過ごせるのかを考えていました。
自己分析のやり方については「転職は自己分析が重要な理由と失敗しないやり方を解説」にてかなり詳しく解説しています。
副業をしてみる
副業をすることで、メリットは2つあります。
- 収入に余裕ができ、良い意味で力を抜ける
- 副業に本業を活かせないか模索できる
副業で本業をいつでも辞められる、という事実を作ることができれば、理不尽な仕事をする必要もなくなり、余裕ができます。
いつも頑張りすぎな人は、ちょっと力を抜いて仕事をできるので、考え方が変わるかも。
また、副業で例えばブログなどの発信活動を行うと、「本業での経験を活かせないか」と本業を頑張る理由にもなります。
第三者に相談する
一つおすすめな方法が、第三者へ相談をすることです。
仕事に興味が持てない状況で仕事を続けていても成果が出ないどころか、身体に影響を及ぼしてしまう可能性も。
まずは自己分析を行いつつ、転職エージェントなどのキャリアのプロに自分の気持ちを壁打ちしてもらいましょう。
私は実際にリクルートエージェントやdodaに登録して、エージェントの方に今後の自分のキャリアについて相談をしていました。
- 現在のキャリアが活かせる業界・職種
- 現在の求人市場
- 自分の市場価値や転職すべきかどうか
などをプロに相談することで明確になり、結果としては今では転職してフルリモートでぬくぬくと働くことができています。
転職をすること自体には「転職先が合わない」「年収ダウン」などのリスクがあります。
ですが、転職活動をすること自体は完全無料で、自分の市場価値も知ることができるので、リスクは一切ありません。
第二新卒であれば『第二新卒エージェントneo』、それ以外の方であれば『リクルートエージェント』や『doda』などの業界最大手のエージェントに一度相談してみるのがおすすめです。
最後に:「とりあえず3年」を信じなくて良かった
私も前職時代には、「とりあえず3年」を信じて働き続けるか非常に悩みました。
転職活動を始めたものの、なかなか勇気が出ずに内定が出ても転職を決意できずいたことも。そのせいで転職活動はかなり長引いた経験もあります。
でも今となってはあの時に勇気を出して環境を変えてよかったなと心から思っています。
ぜひこの記事が悩まれている方の参考になれば幸いです。
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