第二新卒での転職はやめとけってよく聞くけど実際のところどうなんだろう?
なんとしても今の会社を辞めたい。
スキルなしの第二新卒でも転職成功できる?

今回はこんな悩みを全て解決する記事になります。
私自身、第二新卒での転職を経験しております。
記事の概要
- 第二新卒で転職をするメリット・デメリット
- 第二新卒での転職の具体的な流れ
- 第二新卒の転職を成功させる方法
- 第二新卒の転職でよくある悩み
運営者のプロフィール
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- 新卒で大手金融機関へ入社
- 第二新卒でSaas系ベンチャーへ転職
- インサイドセールス・フィールドセールス
- 営業職でフルリモートのホワイト転職成功
第二新卒での転職を成功させるにはある程度のコツと知識、そして努力が必要です。
今回はこれらについて徹底的に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒におすすめ
第二新卒転職エージェントneo
公式HP https://www.daini-agent.jp/
第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
リクルートエージェント
業界最大数の求人数。言わずと知れた最大手。
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公式HP https://doda.jp/
業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
好きなところから読む
「第二新卒での転職はやばいからやめとけ」というそもそもの第二新卒とは?

第二新卒とは、一般的には「新卒で入社して3年未満の求職者」を指すことがほとんどです。
もちろん、場所によっては定義も異なりますが、一般的な4年生の大学出身の方にとっては、25~26歳程度までの方、という認識で大丈夫です。
年齢で言えば、4年制大学卒業から考えると25~26歳ぐらいまでになりますが、第二新卒を募集する企業によっても定義が異なるため一概には言えません。マイナビ転職上では、学校を卒業後3年以内の人材を指しています。
第二新卒での転職はやばいからやめとけと言われる理由

ここからは第二新卒での転職はやめとけと言われる理由について書いていきます。
やめとけと言われる理由
- 早期離職を懸念される
- スキルや経験が不足している
- 第二新卒を受け入れていない会社もある
実際に私が第二新卒での転職活動でも、よく突っ込まれていた部分です。
早期離職を懸念される

やはり一番はここでしょう。
2~3年ほど働いていればまだしも、半年や1年未満での離職は早期離職を懸念される可能性が高いです。
実際に相当な劣悪環境であれば、その旨を伝えれば理解してくれるケースもあります。
ですが、書類の面ではどうも判断ができないので、「忍耐力がないのではないか」「うちに入ってもすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念され、書類で落とされてしまうケースもあります。
中途の採用はかなり企業側にもコストがかかることなので、この辺りは気をつけるべきです。
スキルや経験が不足している

会社にもよりますが、新卒1~2年目程度ではほとんど重要な仕事は任されないものです。
となると、新卒以上に即戦力が欲しい企業側にとっては、1〜2年の経験では「社会人経験あり」と、みなして貰えないケースもあります。
この辺りは、短期間であっても最低限の実績や、成果に対するロジックを固めておいた方が良いでしょう。
私もここでかなり苦戦をしました。
第二新卒を受け入れていない会社もある

前述の通り、会社によっては第二新卒を「社会人経験あり」とみなしてくれないところもあります。
また、新卒至上主義の会社も未だに多く、新卒でしか社員を雇っていないケースもあります。
なので、まずは転職をする際には、転職サイトやエージェントに登録して、行きたい業界や職種の募集があるかどうかをしっかり確認しておくことが重要です。
第二新卒におすすめ
第二新卒転職エージェントneo
公式HP https://www.daini-agent.jp/
第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
リクルートエージェント
業界最大数の求人数。言わずと知れた最大手。
doda
公式HP https://doda.jp/
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「第二新卒での転職はやばいからやめとけ」は本当なのか?

結論、「そんなことはない」です。
実際、私自身も第二新卒の転職で希望の会社に転職することができました。
1社目は大企業の金融営業、そして今ではベンチャー企業でほぼフルリモートとして働くことができています。
体験談に関する関連記事
転職できない人は第二新卒でなくても転職できない
やはり、第二新卒が全ての理由で転職できないというのはごく稀なケースだと思います。
活躍できます。
能力高いです。
学ぶ意欲あります。
こんな人がいるのであれば、第二新卒だからという理由で採用をしない理由はないですからね。
逆に言えば、しっかりと第二新卒で求められているポイントを理解し、そこをアピールできるようにすることがポイントです。
第二新卒での転職活動にリスクは0
第二新卒での「転職活動」はリスクが0です。
確かに転職して実際に会社を変えると、転職先が合わない、年収ダウンなどの可能性もあります。
どんな求人があるのか、自分の市場価値はどれくらいなのか、そもそも転職できるのかどうか、などを知っておくのは全く損がありません。
まずはリクルートエージェントなどの有名どころにサクッと登録して、相談してみるのがおすすめ。
私自身もそこまで本格的に転職の意思があったわけではないですが、実際にキャリアのプロに相談することで自分の将来描きたいキャリアが明確になり、転職を決意しました。
まずは第二新卒での市場価値を知ってみることから

まだエージェントに相談するまででもないよ…
という方はミイダスというサイトで、いくつか質問に答えると、自分の市場で評価されている年収がわかります。

ちなみに私はこんな結果になりました。
また、ミイダスでは無料でコンピテンシー診断という、自分の適職がわかるツールもあります。

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第二新卒で転職をするメリットは?

ここからは第二新卒で転職をするメリットについて書いていきます。
第二新卒での転職は簡単なものではないですが、第二新卒での転職でしか実現しづらいことがあるのも事実です。
第二新卒の転職のメリット
- 未経験の業界・職種に転職可能
- スキル以上にポテンシャルが見られる
- 大手や人気企業への転職可能性もある
- 新卒時よりも粒度高い情報で転職できる
一つずつ簡単にみていきます。
未経験の業界・職種に転職可能

一番はやはり、第二新卒ということで、未経験の業界や職種への転職も比較的容易にしやすいと思います。
私自身、転職後はインプットやカルチャーの違いにかなり戸惑いましたが、数週間で慣れることができました。
もちろん、第二新卒以降も自分の経験やキャリアの棚卸しをしっかりとして、相関関係が見つかれば可能かもしれません。
ですがやはり第二新卒という吸収力の高いタイミングでの転職はその成功確率も上がります。
スキル以上にポテンシャルが見られる

第二新卒で転職をしようとしている人は、「そんなにめぼしい実績もない…」という人も多いと思います。
転職は新卒の就活時と比較しても即戦力を求められはしますが、第二新卒であれば実績以上に今後の伸び代を評価してもらえるケースが多いです。
自分の中で転職理由や自分の今後についてしっかり整理をしていれば、それだけである程度評価の対象になるはずです。
大手や人気企業への転職可能性もある

これは第二新卒に限った話ではないですが、転職というのは新卒以上に可能性もあります。
実際に新卒時に第一志望で落ちてしまった企業なども、時期次第では転職受け入れているかも。
新卒時よりも粒度高い情報で転職できる

新卒時の転職は、まだ働いたこともないのに働いている姿を想像して就職活動を行うという、言ってみれば結構理不尽な戦いですよね。
でも第二新卒での転職であれば、一度働いたことがあるので
- 働くとはどういうことか
- 何がしたくなくて、何がしたいのか
- 自分が職場に本当に求めるものとは?
などなどを明確に把握した上で転職できるでしょう。
新卒時と同じような失敗はしないはずなので、成功確率も高いです。
第二新卒で転職をするデメリットは?

ここからは、第二新卒で転職をするデメリットについて書いていきます。
私自身が実際に転職してみて感じたものも書いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒の転職のデメリット
- 転職歴がつき、短期離職だった場合あとがない
- キャリアアップは難しいかも
- 研修などが新卒ほどは手厚くないかも
こちらも一つずつ簡単に解説します。
転職歴がつき、短期離職だった場合あとがないかも

もし1社目が半年〜1年などの短期離職で転職をし、その次の会社でも短期離職になってしまった場合、かなり説得力のない経歴書になってしまいます。
なので、1社目の時点で逃げ出したいから「とりあえずどこでもいいや!」という気持ちで転職をしてしまい、失敗してしまうと取り返しのつかないことになってしまうケースも。
第二新卒で転職する際には、次は必ず良い職場を見つける覚悟を持って行った方が良いでしょう。
キャリアアップは難しいかも

先ほども書きましたが、新卒1〜3年目まではそれほど重要な仕事を任されない会社も少なくないです。
そこでどんなに実績を出していても、スキルや経験としてみなしてくれない企業も。
第二新卒での転職で「年収大幅アップ」というケースは稀なので、ある程度はまた「社会人生活を1から頑張る」という気持ちを持っていないと厳しいかも。
研修などが新卒ほどは手厚くないかも

私の新卒で入社した会社は大企業だったこともあり、数ヶ月にわたってかなり手厚い研修がありました。
そこでビジネスマナーから業務的な部分まで手取り足取り見てもらいました。
ですが、第二新卒で入社した会社ではそこまでの手厚い研修はやはりなく、最低限の研修で現場に駆り出されました。
ある程度キャッチアップをしていく努力ができる人でないと、転職した後も苦労してしまうケースもあります。
第二新卒での転職の具体的な流れは?
転職活動自体も、かなりの時間がかかります。
私は色々な事情もあり半年ほどかかりましたが、平均は3ヶ月ほどとのことです。
実際の転職の流れは下記の通りです。
転職活動の流れ
- 転職活動の準備(自己分析、企業分析)
- 転職エージェントへの登録、相談
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 求人に応募する
- 面接対策
- 面接から内定まで
- 退職の手続き
上記のリストを見ていただいてもわかる通り、転職自体はかなりやることが多いです。
第二新卒からの転職というと、業界や職種の知識がまだ浅いこともあり、時間がかかってしまうことも考えられます。
転職したい時期の半年前くらいからはしっかりと準備しておく必要があります。
第二新卒での転職理由はどんなものがある?
第二新卒の転職理由には色々ありますが、具体的によくあるのが下記の通り。
第二新卒の転職理由
- 思っていた仕事と違った
- 労働環境が劣悪
- 人間関係がうまくいかなかった
- 給料に不満がある
などなど。
どうしても入社してから年次が浅い分、どうしてもネガティブな転職理由が多い人が多いでしょう。
しかし、転職での面接でネガティブな転職理由や愚痴をいうのは一番NGな行動です。
企業側が転職理由を聞く理由
企業側も、第二新卒という期間が短い中での転職になるので、不安を感じています。
- また短期離職しないだろうか?
- 自分の会社と本当にこの人はマッチするだろうか?
- 自社ならば活躍してくれる人材なのだろうか?
転職理由こそが最も企業側が重視していると言っても過言ではありません。
転職理由を上手に伝えるコツ
しかし、転職理由が正直ベースではネガティブの人がほとんどでしょう。
第二新卒での転職でキャリアアップ目的の人はそう多くないはずです。
そこで意識するのは下記のポイントです。
ポイント
- 転職理由が将来の理想像やキャリアと一貫性があるか
- ネガティブな理由に対して自発的に行動を起こしたか
- 嘘はついていないか
- 前向きな熱意や行動姿勢をしっかりと伝える
企業側も、ある程度ネガティブな理由で転職しようとしていることは理解しています。
その中でどれだけ誠実に、自分の将来の活躍できる姿を想像させられるか、が一番大事です。
第二新卒で転職を成功させるのであれば転職エージェントの活用が必須
転職を成功させるためには「転職エージェント」の活用は必須といえます。
利用するメリットは下記の通り。
エージェントを利用するメリット
- 完全無料で利用できる
- キャリアのプロに相談ができる
- 日程調整や内定交渉など全て行ってくれる
- 書類対策や面接対策ももちろんしてくれる
- 非公開求人などにも応募できる
- 転職について0から知ることができる
簡単にいくつか書いただけですが、これだけのメリットがあります。
また、転職エージェントが無料な理由は下記の図のとおりです。

採用企業側は、あなたが入社した場合に年収の30%程度を手数料として、転職エージェント側に支払う契約になっています。
転職エージェントのお客様は厳密には採用企業側になるので、求職者は一切お金はかかりません。
私はまず転職エージェントに登録し、「自分は今転職をすべきなのか、希望の求人は存在するのか」などを相談しました。
しかし、エージェントの担当者や、エージェント毎に強みや弱みがあるのも事実です。
なのでまずは複数のエージェントに登録して、相談するのが一番安全でおすすめになります。
第二新卒におすすめ
第二新卒転職エージェントneo
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第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
リクルートエージェント
業界最大数の求人数。言わずと知れた最大手。
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公式HP https://doda.jp/
業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
転職にリスクはありますが、「転職活動にリスクはない」です。
まずは登録をしてみて、
・どんな求人があるのか
・実際に転職をすることで今の悩みが解決できそうか
などなど相談してみることをお勧めします。
第二新卒の転職で実績がない場合は?
第二新卒での転職では、まだ入社してからの日も浅く、経験も少ない人が多いでしょう。
となると、「やばい、アピールできるような実績が何もない!」と焦る気持ち、とてもわかります。
実績がない人の特徴は下記の通りです。
実績がない人の特徴
- 入社してから期間が浅く、経験が少ない
- 達成数値などの見栄えが悪すぎる
- 営業などの成績が芳しくない
こんな人でも、結論、転職を成功させることは余裕でできます。
具体的には、下記のポイントに気をつけて職務経歴書や自己アピールを作成します。
ポイント
- 仕事に取り組む姿勢をアピール
- 効率的な仕事の進め方をアピール
- 失敗からの学びをアピール
- 応募先の企業に求められている人物像を想像してアピール
などなどです。
この時のポイントは、しっかりと応募先の企業を調べ上げることが重要です。
その上で、現職の状況がわからない面接官のためにしっかりと定量的な数字を用いて説明をして、他者との比較などもわかりやすく用いて説明をすることです。
ここにかなり時間がかかってしまうとは思いますが、上記のポイントをしっかりと抑えることで、実績がない人でも必ず評価をしてもらえます。
第二新卒の転職で行きたい会社がない人
こちらも転職始めたての頃のあるあるです。

とりあえず求人眺めてるけど、行きたい所がない…
行きたい所がない人の特徴は下記の通り。
行きたい会社が見つからない人の特徴
- 転職で解決したい課題が明確でない
- ハードルが高すぎる会社や職種を選んでる
- 書類上での企業の魅力に気づけていない
などなど。
まずは、しっかりと「自分が転職したい理由」を言語化することです。
そして、その上でその課題を解決できる企業はどこか?という視点で探してみることがポイントになります。
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転職活動が新卒の就活と違うポイント
転職活動は、新卒時の就活とは大きく異なります。
新卒では企業説明会や、OB訪問や周囲との情報交換など、企業を理解するための機会が十分に用意されていますよね。
ですが、転職活動では、自発的に徹底的に調べ上げる必要があります。
転職でよくあるのは、興味がなかったけど面接をしてみたら入社したくなった。というパターンです。
(私もまさにこのパターンでした。ここは無いだろうな…と思いつつ書類選考を受けた会社が、最終的に第一志望になりました。)
マイナビ転職によると、転職活動における応募者数の平均は8.4社。そして書類選考を通過する確率は30%と狭き門です。
書類選考を申し込んだからといって、必ずその会社に入社しなければならない!というわけではもちろん無いので、少しでも興味を持ったら応募してみる、くらいのスタンスが良いでしょう。
結果的にその会社があなたの第一志望になるかもしれません。
最後に:第二新卒で転職しないのもリスク

最後になりますが、第二新卒での転職にはやはりメリットもデメリットもあります。
ですが、未経験の業界や職種に転職をするのであれば、ラストチャンスの可能性もあります。
第二新卒で転職をしないのもリスクと考えることもできます。
まずは、自分の現状の不満や今後何をしていきたいかを言語化し、とりあえず転職活動を始めてみることをお勧めします。
実際に転職をするかしないかを悩むのは、内定を貰ってから考えれば良い話です。
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業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
自己分析するなら
転職関連の記事はこちらにまとまっております。