文系大学を卒業し、仕事も全くプログラミングとは無関係の僕が、Pythonエンジニア認定基礎試験に3週間ほどで合格することができたので、その勉強方法について、今回は記事にしていきます。
この記事でわかること
- 受験しようか悩んでいる
- 全くの未経験だけどどこから勉強すれば?
- 実際の試験はどのように受験するのかわからない
また、当サイトでは、20代の方に向けた「自己研鑽」に関する記事を多く投稿しています。
他の記事も合わせて読んでいただけると幸いです。
これらをメインに書いていきますので、興味ないところは飛ばして、目次から興味のあるところだけ読んでみてください。
最初に
最初に結論から言うと、実務的なスキルはこの資格では身に付きません。
本格的にPythonエンジニアとして、データサイエンティストとしてのキャリアを目指しているのであれば
「データミックス」などのスクールで手っ取り早くスクールで実践的な経験を積むことをお勧めします。
Pythonエンジニア認定基礎試験とは?
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営している資格試験です。
現在だと「Pythonエンジニア認定基礎試験」と「Pythonエンジニア認定データ分析試験」の2種類が存在していますが、今回は前者のパイソンエンジニア認定基礎試験の方を受験したので、そちらについて書いていきます。
詳しくは公式サイトなどにも詳しく書いてあるので、そちらを読んでみてください。
未経験・初心者の自分がなぜPythonエンジニア認定基礎試験を受験しようと考えたか
ここからは完全に自分ごとの話になるので、興味のない人は飛ばしてもらって大丈夫です。
目的としては大きく分けて3つあります。
ポイント
- 会社で資格の取得が推奨されていた
- 数字を扱うことが好きで、データ分析など行えたら楽しいだろうなと思った
- 転職の際に使えるかもしれない
※実際には営業の仕事なので、全く使うことはありませんが、デジタル人材を育成するという目的のもと、推奨されていました。
また、将来的にもし少しでもPythonなどに関わる職種に転職する際に、プログラミング言語に対して苦手意識はありません程度のアピールにはなるとも思いました。
詳しくは後述しますが、自分で好きな日時に試験を申し込んで、近くの資格センターのようなところで受験するだけなので、目標設定も自由にしやすいという点も受験の後押しになりました。
実際に行った最短で合格する勉強方法
実際に行った勉強方法は下記の3つだけです。
ポイント
- progate
- 動画学習
- Web上の模擬試験
勉強の順番もこの通りに行ったので、1つずつ解説していきます。
①progateについて
まずはプログラミング学習といったらまずはprogateということで、このサイトを使って学習しました。
時間的には毎日1~2時間程度を1週間半ほど。
Python1~Python5までレッスンがある中で、3までは完全に理解するまで、4と5に関しては8割程度理解するまで学習を繰り返しました。
この時点で、合格にはかなり近づけているとは思います。
②動画学習について
まずはこちらのUdemyという動画学習サイトでPython初心者用動画を1~2周流し見をしました。
実際に使ったのは下記の動画教材です。
上記のUdemyより、下記コース名を検索してみてください。
Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学ぶオンライン講座
これに関しては、Python認定基礎試験を受験することを決める前に面白そうだなと思って見ただけです。
発展的な内容も多く、有料コンテンツなので、実際に合格すること自体が目的に方にとってはこの動画学習の部分に関しては飛ばしても大丈夫だと思います。
※テキストを用いた学習について
公式サイトにも載っていますが、Pythonエンジニア認定基礎試験は下記テキストが出題範囲です。
言ってしまえば下記テキストを丸暗記すれば合格は必ずできますが、何と言ってもこちらがなかなか読み辛いです。
初心者には全くわからない用語が当たり前に使われていたり、翻訳本であるため、理解が難しい部分もあります。
僕はこちらはテスト前日にさらっと読む程度に抑えました。
どうしても不安な人は購入しても良いと思いますが、これを買わなくても合格はできたと思います。
③Web上の模擬試験
僕は2種類の模擬試験を使いました。
(※どちらも無料です)
これらについては、問題の種類数もそこまで多いわけではないので、何周も行っていると同じ問題に遭遇することがありますが、気にせず何周も何周も繰り返しました。
実際にはこの問題よりも難しいところが出題されたような気もしますが、問題形式やPython自体に慣れるためにも必須です。
この2つの模擬試験を何度解いても90%程度点数を取れるようになっていれば合格は目前です。
Pythonエンジニア認定基礎試験に合格後の実力
実際に試験に合格したわけではありますが、実務レベルの実力は皆無です。
当たり前の話ですが、あくまでも転職などで「苦手意識はない」程度のアピールポイントにはなると思いますが、実務経験や何かシステムを実際に作って実装できる能力の方が求められています。
有名なところで言えば「Kaggle」などのサイトで、データ分析のモデルを作って正確さを競い合うようなコンペティションに参加して、少しでも経験を積むのが転職などでは得策な気がします。
英語で書かれているので拒否反応を示してしまう方もいるかもしれませんが、どちらにせよプログラミングを学んでいく上で最低限の英語は必要ですし、良い練習になるかもしれません。
実際に今だとKaggleに関する書籍も多く出ていたりもするので、そういった書籍を読んでみて試行錯誤して経験を積むのも良いと思います。
受験に関して
上記公式サイトに全て載っているので詳しくは割愛しますが、概要は下記の通りです。
試験名:Python3 エンジニア認定基礎試験
(英名:Python 3 Certified Engineer Basic Examination)
資格名:Python3 エンジニア認定基礎試験合格者
(英名:Python 3 Basic Grammar Certification)
概要:文法基礎を問う試験
問題数:40問(すべて選択問題)
試験時間:60分
合格ライン:正答率70%
出題範囲:主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第3版」の掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。また、一般的な知識からも出題されます。
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)
いつでもテストセンターで申し込めば自分の好きな時に受験できるのは魅力的ですが、少し金額的にも高いので、無理のないスケジュールで受験して1発で必ず合格する様にした方が得策な気がします。
最後に
実際に今現在もPythonやプログラミングには全く関係のない仕事をしているので、全くのど素人であることは変わりないですが、この試験自体は3週間程度働きながら勉強することで合格できました。
これから受験しようかなと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
「Pythonエンジニア」になりたい!
「データサイエンティスト」になりたい!
こんなキャリアを目指しているのであれば「データミックス」などのスクールで手っ取り早くスクールで実践的な経験を積むことをお勧めします。
当サイトでは、20代サラリーマンに向けた記事を多く書いてるので、良かったら他の記事も読んでみてください!