最近、新卒で入った会社を転職しようか悩んでる...
転職するか迷うってことはすべきじゃないのかな?
なんとなく決め手に欠ける....
今回は、こんな疑問を解消する記事になってます。
転職は良くも悪くも、大きく人生を変える挑戦の一つ。
ましては第二新卒などの初めての転職であれば、正解不正解は誰にもわからず迷うのも当たり前です。
筆者も転職を意識してから実際に転職するまで、毎日のように頭を悩ませていました。
記事の概要
- 転職に迷うならやめた方がいいのか?
- 転職に迷った時にすべきこと
- 転職すべき人とすべきでない人
筆者自身の経験も交えながら、書いていきます。
筆者の概略
- 新卒で大手金融機関に就職後、新卒2年ちょっとで転職
- 新卒1年目で転職を決意するも勇気が出ず先延ばしに
- ITベンチャー企業へ転職し、フルリモートのホワイト転職成功
また、第二新卒での転職を参考にしている方は『第二新卒転職のロードマップ(完全版)』を読んでみてください。
第二新卒で転職するか迷うけどやめた方がいい?
結論、筆者の経験上はそんなことはないと思ってます。
実際、筆者自身は新卒1年目の時点からずっと転職したいと思っていたのにも関わらず、悩み続けた結果2年半ほどその辛い環境で仕事を続ける結果になってしまいました。
1年目だろうと2年目だろうと、実績の有無なんて知れています。
それであれば、なるべく早く動いた方が良かったなと今になって思います。
現状維持バイアスがあることを知っておく
現状維持バイアスとは、人間誰しもがもっている心理で「変化や知らない環境を恐れる心理」です。
今の環境こそが安全と思ってしまい、行動が起こせなくなる人間の特性です。
自分はまず、現状維持バイアスによって、転職に不安が出てしまっているという事実を受け止めるところからスタートしましょう。
新卒3年未満の離職率は3割越え
厚生労働省の『新規学卒就職者の離職状況』によると、事業所規模にもよりますが、かなりの割合が離職しています。
事業所規模 | 大学卒業者 |
---|---|
5人未満 | 55.9% |
5~29人 | 48.8% |
30~99人 | 39.4% |
100~499人 | 31.8% |
500~999人 | 29.6% |
1,000人以上 | 25.3% |
第二新卒の転職について調べると
「第二新卒 やばい」
「第二新卒 やめとけ」
などのネガティブな検索ワードが目立ちます。
ですが、実際に筆者自身も第二新卒で転職を成功させた一人ですし、世の中の社会人の3割の人が第二新卒転職で失敗しているとは思えません。
第二新卒の転職でこそのメリットもある
第二新卒で転職をするメリットも頭に入れておきましょう。
第二新卒転職のメリット
- 未経験の業界・職種に転職可能
- スキル以上にポテンシャルが見られる
- 大手や人気企業への転職可能性もある
- 新卒時よりも粒度高い情報で転職できる
- 失敗してもやり直しが効く
基本的には中途採用で重視されるのは「即戦力になるかどうか」です。
でも、第二新卒での転職であれば「やる気やポテンシャル、伸び代」などが最も評価されます。
逆に言えば、今の仕事に向いていないと思っているのであれば、未経験の職種に挑戦する機会を逃すことになり、「転職をしない」という選択肢も一つのリスクの可能性も。
第二新卒の転職のメリットや流れについては『第二新卒転職はやばい?』という記事で詳しく解説をしています。
第二新卒で転職するか迷った時に確認すべきこと
ここからは、第二新卒で転職するか迷った時に確認すべきことについてです。
3つのポイント
- 何に対して迷っているのかの言語化
- 転職以外の方法で解決できる問題はないのか
- 今、転職しないことでのデメリットの洗い出し
一つずつ詳細を見ていきます。
転職に迷っている理由の言語化
例
- 給料が下がるかも
- 希望の転職先が見つかるのか
- 今の仕事の満足いってる点
- 今の仕事の不満点
転職するかどうか迷っているということは、今の仕事の良いところもいくつかあるということですよね。
- 給料はいいけど、人間関係が・・・
- 人はいいけど、仕事内容が・・・
この場合は、しっかりと転職活動中に情報収集をすることで解決することがほとんどです。
なぜなら、全員が同じような悩みを抱えているので、転職の選考フローの中でしっかりと面接官などに聞くことで解決できます。
転職以外の方法で解決できる問題はないのか?
改めて、次のステップは「転職したい理由の言語化」です。
例えば、「給料が低すぎる」ということだけが問題なのであれば、副業をすることで解決できるかも知れません。
他にも「仕事に興味がない」だけなのであれば「部署移動」を目指すのも手でしょう。
転職することが目的になっていると危険です。
まずは視野を広くもって、転職以外の方法でも解決できることがないかを考えてみましょう。
今転職しないことでのデメリットを考える
最後に洗い出すべきことは、「今転職をしないことでどのようなデメリットが発生するのか?」という点です。
- 未経験の職種にチャレンジしたい
- 今の会社に居続けたら身体を壊しそう
- ワークライフバランスがはちゃめちゃ
など、転職を考えているのであれば何かしら理由があると思います。
第二新卒というこのタイミングを逃したらどのようなデメリットがあるのかを洗い出しましょう。
これをすることで、今転職するかどうかの「軸」が一つ明確になります。
第二新卒で転職するか迷った時の整理のコツ
もし、上記の中でも整理が難しい、決められない!という場合におすすめのやり方は下記の3つです。
整理のコツ
- 比較表の作成
- 第三者に相談する
- エージェントに相談する
こちらも一つずつ解説をしていきます。
比較表の作成
もし、既に希望の会社などが見つかっている場合には、その会社との詳細な比較表を作成してみましょう。
具体的に会社が見つかっていない場合でも、その業界と比較したり、今の現状の会社の良い点・悪い点について可視化できるのでおすすめです。
筆者も内定を数社からもらったときはこの表を作成して判断をしました。
第三者へ相談をする
じっくり一人で考えるのが苦手...という人は、まずは第三者に相談をしてみるのもおすすめです。
今となっては申し訳ないですが、毎日のように友人などに電話をして相談をしていました。
実際に頭がすっきりするだけでなく、ポジティブに考えることもできるようになりました。
転職エージェントに相談する
個人的に1番のおすすめは、まずは転職エージェントに登録をして相談をすることです。
転職エージェントは、無料で転職のサポートをしてくれるサービスです。
求人サイトに載っていない求人や、おすすめの求人などをプロが教えてくれます。
採用企業側は、あなたが入社した場合に年収の30%程度を手数料として、転職エージェント側に支払う契約になっています。
なので、転職エージェントのお客様は厳密には採用企業側になるので、求職者は一切お金はかかりません。
第二新卒におすすめ
- 第二新卒エージェントneo…第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
- リクルートエージェント…業界最大数の求人数。言わずと知れた最大手。
- doda…こちらも業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
申し込んだからといって、直ぐに転職が始まるわけではありません。
まずは「自分に向いている求人があるのか」などを知るためだけでも、一度キャリアのプロに相談をするのがおすすめです。
第二新卒で転職するか迷う場合はまずは準備をしておく
転職活動は、ご想像の通り結構やることが多いんです。
転職の基本的な流れ
- 転職エージェントへの登録、相談
- 転職活動の準備(自己分析、企業分析)
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 求人に応募する
- 面接対策
- 面接から内定まで
- 退職の手続き
転職自体にはリスクや失敗の可能性もありますが、転職活動を始めることに関してはリスクは0です。
前もってしっかりと準備をしておいた方が成功確率は確実に上がります。
そのためにすべきことは、下記の通り。
転職の準備ですべきこと
- 自己分析
- キャリアの棚卸
- 転職市場を知ること
めんどうくさい・・・と思うかもですが、いずれはやらなければいけないことです。
順を追って説明していきます。
自己分析をする方法
最も簡単なのは、転職系のサービスを活用することです。
まず手っ取り早く無料で診断したい方におすすめなのがミイダス。
いくつか質問に答えると、自分の市場で評価されている年収がわかります。
ちなみに私はこんな結果になりました。
また、ミイダスでは無料でコンピテンシー診断という、自分の適職がわかるツールもあります。
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キャリアの棚卸/職務経歴書
実際にどんな会社でどんな業務を行ってきたのかなどを整理する作業になります。
こちらもおすすめは転職系の無料サービスを活用する方法。
例えばリクナビNEXTなどの無料サービスに登録をして、職務経歴書を作成する方法です。
職務経歴書は使いまわすことが可能です。
登録をすると、職務経歴書のフォーマットがダウンロードできるので、あとはその項目を埋めていくだけで完成します。
転職エージェントに相談をする際にも、この職務経歴書がまとまっていると相談内容やアドバイスも的確にもらうことができるので、作って損はありません。
転職の情報収集
「転職は情報戦」といっても過言ではありません。
- 転職に向いている時期なのか?
- 自分に適した求人はあるのか?
- おすすめの求人は?
- どんな職種が向いている?
などの情報を全てひとまとめに相談できるのが、先ほども紹介した転職エージェントです。
求職者に対して「就職活動で転職サイト・エージェントはいくつ登録しましたか?」というアンケートを行った結果、2.3社を利用していたそうです。
まずは1社だけでも相談をしてみることがおすすめです。
※もし担当者と合わない、と感じるようであれば担当の変更をお願いするか、別のエージェントを利用するようにしましょう。
第二新卒におすすめ
- 第二新卒エージェントneo…第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
- リクルートエージェント…業界最大数の求人数。言わずと知れた最大手。
- doda…こちらも業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
転職すべきでない人
結論、迷っているのであれば理由を洗い出して、精査する。
そしてエージェントなどの無料サービスを活用して第三者へ相談をするのがおすすめですという話をここまでしてきました。
ですが、第二新卒で転職すべきでない人がいるのも事実です。
転職すべきでない人
- まだ入社して半年未満
- 現職に大きい不満がない
- 第二新卒のデメリットを理解していない
上記に該当する方は、一度あらためて考えてみるのがおすすめです。
まだ入社して半年未満
新卒で入社した会社では、最初の半年〜1年は思ったような仕事を任せてもらえないことがほとんどです。
実際の仕事の楽しみや難しさ、転職したい理由が具体的になってくるのは最低でも半年経ってからです。
よっぽど環境が劣悪で身体を壊してしまいそうなのであれば転職すべきですが、そうでないのであればまずは一度留まって、現職をあと数ヶ月だけでも頑張ってみると良いと思います。
事実、筆者の新卒の会社でも3ヶ月程度で転職をし、後悔している同期がちらほらいました。
筆者自身も入社してすぐ転職を考えましたが、入社数カ月では感じなかった楽しみを2年目以降に多少なりとも見つけていたのは事実です。
現職に大きい不満がない
先ほどまで紹介したやり方で、転職したい理由は整理できましたでしょうか。
これらを書き出しても、現状そこまで大きな不満がない場合に「なんとなく」で転職してしまうのは危険です。
最低でも2~3つは明確に不満点や転職したい理由を見つけてから、転職をしてみてください。
第二新卒のデメリットを理解していない
前述の通り、第二新卒での転職にメリットがあるのは事実です。
でも一方で、メリットだけではありません。
第二新卒転職のデメリット
- 転職歴がつき、短期離職だった場合あとがない
- キャリアアップは難しいかも
- 研修などが新卒ほどは手厚くないかも
などがあります。
上記のデメリットがあるからこそ、しっかりと辞めたい理由を言語化して整理をする必要があります。
逆に言えば、これらさえしっかりできていれば成功する可能性は非常に高いです。
まとめ:転職するか迷っても問題はない
最後になりますが、転職に迷いが生じるの当たり前です。
というより、転職する際に不安だったり迷いを感じない人はいないと思います。
その場合は、自分でしっかりと紙に書き出してみたり、無料のサービスを活用して整理をしていくことがおすすめです。
ぜひ、この記事が参考になれば幸いです。
一緒に転職で人生をもっと自分らしいものに変えていきましょう!
第二新卒におすすめ
- 第二新卒エージェントneo…第二新卒に特化してる上に、圧倒的な手厚いサポートが特徴。迷ったらここ。
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- doda…こちらも業界最大数の求人数かつ、20代の転職に強い。
自己分析するなら