インサイドセールスって辛いのかな?
インサイドセールスが辛い時の対処法は?

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インサイドセールスは辛い!と言うイメージをお持ちの方も多いですよね。
インサイドセールスの市場が急激に伸びている状況ですが、実際に働いている人の声などは少ないです。
私は実際に、第二新卒としてインサイドセールスに転職をして仕事をしていましたので、その辛さや楽しさもわかっているつもりです。
記事の概要
- インサイドセールスを辞めたい瞬間
- インサイドセールスが辛い時の対処法
- インサイドセールスからのキャリア
本記事を読んでいただければ、インサイドセールスの辛いポイントやその対処法、そしてその後のキャリアについて理解できます。
結論を先にお伝えすると、インサイドセールスは営業職や未経験からの転職に非常におすすめの職種です。
インサイドセールス特有の辛さがあるのも事実ですので、今回はその辺りを深堀してご紹介していきます。
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インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、電話やメールなどを駆使して、見込み顧客(リード)に対して営業活動を行う非対面型の営業職のことです。
一般的にインサイドセールスという職種を採用している企業では、下記の4部署での分業制をとっています。
ビジネスモデル
- マーケティング
- インサイドセールス(IS)
- フィールドセールス(FS)
- カスタマーサクセス(CS)
その中で、2番目に位置するのがインサイドセールスというポジションです。
具体的な流れとしては下記のようになります。
マーケティング部門は「メルマガ配信」や「広告配信」を駆使して、見込み顧客からの資料請求などを目指します。
そして、そこで集まってきた見込み顧客に対して電話やメールなどの手法でアプローチをするのがインサイドセールスです。
目的は成約ではなく、あくまでも実際に商談をするフィールドセールスの方へ引き継ぐための情報をヒアリングし、アポを獲得することです。
つまり、基本的な業務は電話やメールでアポイントを獲得するということになります。
インサイドセールスが辛いと感じるポイント

インサイドセールスを辞めたくなる、よくある理由についてまとめてみました。
辛いと感じるポイント
- 日次や週次での目標が辛い
- マーケティングとの関係が辛い
- フィールドセールとの関係が辛い
- 断られ続けるのが辛い
- テレアポをしている感じが出てしまう
- やりがいを見いだせない
日次や週次での目標が辛い
毎日目標数字に追われてしんどい...

インサイドセールスはスピード感の早い業界や企業が採用しているケースが多いです。
そのため、1日5件のアポイント獲得や1週間での10件のアポイントの獲得などの目標数字が短期間で設定されていることが多いです。
数字に追われることに慣れていない人にはストレスに感じる部分もあるかもしれません。
マーケティングとの関係が辛い
マーケティング部門からのプレッシャーが凄い...

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インサイドセールスは各部門の間に挟まれてますからね。
基本的にマーケティング部門で目指しているのは、「見込み顧客の獲得」と「アポ数」などです。
どんなにマーケティング部門が良い施策を実行して見込み顧客を獲得してきても、最初の直接的な接点を持つのはインサイドセールスです。
そのインサイドセールスがアポを獲得できなければ、マーケ側の労力も無駄になってしまいます。
もちろん、本来は各々が同じ目的を目指すべきですし、パスを獲得しづらいような見込み顧客をとってきたマーケティング側にも責任はあります。
フィールドセールスとの関係が辛い
フィールドセールスからのフィードバックがしんどい...

もし、万が一見込みがかなり薄い顧客に対して強引にとってしまったアポイントがあったとしてもそれを対応するのはフィールドセールスです。
先程のマーケティングとの関係もありましたが、全部署が持ちつ持たれつの関係です。
そのため、双方向でのフィードバックやプレッシャーを感じることがあります。
逆にいえば、インサイドセールスからすればフィールドセールス側に「あんなに良いアポでなんで成約まで繋いでくれないんだ」というケースもあります。
断られ続けるのが辛い
もう断られすぎてしんどい...

もちろん営業の仕事なので、断られることもたくさんあります。
電話で顔が見えない状況での会話なので、一方的に断ってくるお客様に対してはいつも以上にストレスがかかってしまうこともあります。
テレアポをしている感じが出てしまう
今やってるのってもはやテレアポだよ...

インサイドセールスでは、1日に数10件から100件近く電話をすることも珍しくありません。
本来、テレアポとはインサイドセールスは大きく異なります。
テレアポは短期的なアポ獲得だけを目指すのに対し、インサイドセールスでは長期的な視点で顧客育成を行います。
自社サービスの必要性を理解してもらったり、電話の中で潜在課題の掘り起こしなどを行うことがインサイドセールスの付加価値だからです。
とはいえ、架電業務を続けているだけだとストレスに感じてしまうこともあります。
やりがいを見出せない
やりがいが最近見出せません。

一般的な営業職であれば、アポイントの獲得から成約まで一気通貫で行うのが一般的です。
しかし、分業制モデルであれば、自分のゴールは商談獲得。
もちろん、成約を目指した商談設定を目指しますが、実際に成約をすることはないので、達成感の欠如という声も耳にします。
インサイドセールスが辛い時の対処法

ここまで、インサイドセールスを辞めたいと感じる瞬間について書いてきました。
日次や週次での目標が辛い
日々の目標数字を追うことに必死でしんどい時にすべきことは下記になります。
- 午前中や週初、月初に猛烈に頑張り余裕を作る
- 毎日PDCAを回して常に改善点を見つける
営業が上手な人の特徴は、しっかりと締切や月末に合わせて調整ができている点です。
なるべく1日や1週間の前半部分で60~70%程度の目標コール数などを目指しましょう。
また、同じようなスランプが続いている場合には、日次ベースでトークの改善やリストの精査を行うことが大切です。
フィールドセールスとの関係が辛い
フィールドセールスとの関係が辛い時にすべきことは「とにかくフィードバックをもらう」ことです。
フィールドセールス側に積極的にフィードバックを依頼することで、自分の成長や改善につながるのはもちろんですが
それ以上に、フィールドセールス側からの印象も向上し、良い関係が気づける可能性が高いです。
そのため、私も自信のないようなアポイントでも積極的にフィードバックをもらいに行っていました。
やりがいを見いだせない
やりがいを見出せずに辛さを感じている場合にすべきことは「目標数字以外にすべきことを自主的に見つける」です。
日々の目標数字を達成することはもちろんですが、インサイドセールスの業務は他にもあります。
- アポ獲得できなかった顧客属性の分析
- スクリプトの改善
- アプローチリストの精査
- フィールドセールスの商談同席
- マーケティング部門と連携
- ターゲットの設計
- 競合他社との差別化の調査
とにかくやるべきことはたくさんあります。
営業力以外のスキルも身につけられるのがインサイドセールスの魅力でもあります。
目標数字以外にできることを洗い出し、実践してみましょう。
インサイドセールスからの転職におすすめの職種
インサイドセールスは需要が高まっているだけでなく、キャリアパスとしていろいろな選択肢があります。
そもそも役割として色々な部署と関わることになるからです。
インサイドセールスからの転職では下記が多いです。
- インサイドセールスマネージャー
- フィールドセールス
- マーケティング
具体的に解説をしていきます。
インサイドセールスのマネージャー
インサイドセールスからのキャリアパスとして一番おすすめなのはインサイドセールスのマネージャーです。
しっかりと実績を出したのちに、インサイドセールスチーム全体をまとめ、設計をしていくポジションです。
どちらかというと現場で実際に営業活動を行うのではなく、数字目標の設計やメンバーの育成やマネジメント業務がメインになります。
フィールドセールス
もう一つは、フィールドセールスへ転向し、実際に商談を行う側になるケースです。
インサイドセールスで培った傾聴力やサービス知識、顧客の生の声を十二分に生かすことのできるポジションです。
また、インサイドセールス経験者であれば、フィールドセールスとしてアポイントに対する適切なフィードバックができるのも組織としての貢献価値が非常に高いです。
マーケティング
また、営業ではないですがマーケティングへのキャリアチェンジのケースも多いです。
インサイドセールスの業務というのは実際にはマーケティングの要素が多く、活かせるポイントが多いんです。
例えば、10000件のリストを属性ごとに分類して、最もアポイントが取りやすそうなところにアプローチをして商談獲得を目指す場合。
この場合、ターゲットを設計してそこにアプローチをかけて集客というのはマーケティングの仕事そのものです。
そのため、意外とマーケティング職への転向ケースも多いです。
インサイドセールスからの転職を成功させる方法
インサイドセールスの1番のメリットは転職時に年収が上がりやすい点です。
インサイドセールスからフィールドセールス職として転職をした場合、50~100万円、それ以上年収がアップするケースも少なくありません。
もし、現在の会社内でキャリアチェンジや昇給が現実的ではない場合は、転職がおすすめです。
想像以上にインサイドセールス出身者の市場価値は高いです。
インサイドセールスからの転職を成功させるためにすべきことは2つです。
- 自分の市場価値を知る
- 転職エージェントを活用する
自分の市場価値を知る方法
先ほど、インサイドセールスの市場価値が高いと書きましたが、実際に求人サイトなどをみてみることがおすすめです。
一番手っ取り早いのは、無料の診断ツールを活用して想定年収を判断する方法です。
これで年収が50~150万円程度の増加が見込めるのであれば、既に市場では転職するだけの価値があるということです。
おすすめの無料診断ツールは「VIEW」というスマホアプリです。
VIEW-スマホアプリ

自信の経歴と性格や特性を入力するだけで、AIが自動で市場価値や転職すべきポジションを提示してくれるスマホアプリです。
ありとあらゆる自己分析ツールを使ってきましたが、トップクラスでおすすめです。
また、将来的な年収推移のグラフなども把握でき、5分でできる無料診断といって侮れません。
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転職エージェントを活用する
インサイドセールスの転職活動において転職エージェントの利用は不可欠です。
なぜなら、転職エージェントにしか持っていない情報があるからです。
転職は情報戦です。
エージェントは使えるだけ使って、情報を聞き出すという姿勢で活用しましょう。
まずは大手のエージェントサービスを利用するのがおすすめです。
圧倒的な担当者の経験値と情報量があるからです。
また、人によって相性や得意分野が変わってくるケースもあるので、最低でも2~3社の担当者から情報を集めましょう。
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インサイドセールスのキャリアは可能性がある

インサイドセールスという職種は辛いこともありますが、キャリアパスや市場価値を考えたときに、かなりおすすめの職種です。
今すぐ辞めたい!と感じている人はすぐに辞めるのではなく
- どんなキャリアパスがあるのか
- 適正年収はどれくらいなのか?
- どんな求人があるのか?
などの情報をしっかり働きながら集めましょう。
また、手始めは最大手である『リクルート』や『doda』に無料で相談して情報を集めてみましょう。